こんばんは、
メンズガーデンでチャットモデルをしています、じるばです
今回は「モテることと恋愛」をテーマにお届けします。
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僕の行きつけの店、「BAR:銀貨」
以前マスターに、
「お店の名前、銀よりも金のほうが縁起がいいんじゃないですか?」
と聞いた時、こう返された
ーわかってねぇなぁ。銀は磨かないと光らねぇんだ。人間と一緒さー
それを思い出しながら、ライトに光る銀の看板の下を通って店に入った。
いつもの席に座るジェイさん、少し安堵した
なぜなら、厄介な頼みごとを受けていたから
「ジェイさん、こんばんは」
「やあ、こんばんは」
「ちょっと、ご相談したいことがあるんですけど」
「うん、いいよ。何かあったのかい?」
「友人が、彼女が欲しい、モテるにはどうしたらいいかジェイさんに聞いてきてくれって」
君は私の事をどう周りに話しているのか、と苦笑しつつ言った
「彼は、好きな人がいるのかい?」
「いえ、今の所いないそうです。」
「ふむ、となるとそいつはちょっと厄介だな・・」
「どういうことですか?」
僕の頭の中で?がたくさん飛び交っている
「君がその友人に話しやすいよう、いったん整理しよう。
君の中で、モテる人のイメージってどんな人かな。」
「えーっと、かっこよかったり、スポーツができたり、話が面白かったり。
何か魅力的な部分があったり、こんな所ですかね。」
「確かにそうだね、他にもあるよ、成功、栄光を掴んだ者。有名人、カリスマ性のある人とかね。
キャーキャーワーワー言われるのは周りの人にはとても甘美なものに見えるだろうね。
だが、恋人欲しさにモテる人になろうとすることはとても不誠実なんだ。
誰でもいいって言ってるようなものさ。」
「あっ、そういわれると、確かに」
「巷に、モテテクとかそういった情報は多くあふれてるけど、恋人を作るために大勢にモテる必要なんて全くないんだよ。
恋人を作るって好きな人ただ一人に好いてもらえばいい、それだけの話さ。
モテて恋人を作ろうとすることほど厄介なものは無い。」
「え、でも好きになってくれた人を好きになるのもアリなんじゃないですか?」
「まあ、それでうまくいく場合もあるだろうね。
でも、モテるっていうのはとても受動的な態度なんだ、モテたおかげで付き合うということは、自分の価値観、性格、趣味、生活感覚、金銭感覚など、相手はすっ飛ばして見てるんだ。
相手から見ても、最初のうちは幸福感があるかもしれないが、付き合ううちに価値観や性格の違いに不満が募っていけば、いつか破局してしまうだろう」
「恋愛って何気に難しいんですね・・」
「理詰めで語ってしまったかな、もっとフランクに構えていい。
大切なのは、付き合う前だろうが付き合っている時だろうがコミュニケーションを大事にすることだ。
相手が楽しいと感じる事、嬉しいと感じる事、嫌だと感じる事、不満に感じる事、お互いに真心をもって聴くこと、話すこと。
要は常に誠実であれってことだね。
男はこうあるべき、女はこうあるべきってのも、もはや骨董品さ
恋人同士なら、私はこうする、相手はこうするとスタンスを一緒に作っていくのが大事なんだよ。
それでもだめなら、もとから縁がなかったと諦めるしかないね。」
「結局は人間性ってことでしょうか」
僕はカウンターに肘をついてため息をした。
「まあ、完璧な人間なんていないから、コミュニケーションを丁寧に深めていく以外、道は無いだろうね。
友達にはまず好きな人を見つけるよう言っといてよ。」
「わかりました、ありがとうございます。マスター、ラムバックください。」
「あんた本当にコーラ好きだねぇ」
「私はコスモプリズムを」
僕はまだ知らなかった、
この後、ベテルギウスについて2時間の授業を受けることになるとは。
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